結束ロック2お疲れさまでした。おっせえ!
3冊を買うためだけに向かい、特に予定の変更もなく3冊を買って帰りました。
ぼ虹2冊とSICKHACK1冊です。ぼ虹オタクなのでぼ虹はもちろんなんですが、SICKHACKの本が出てるのとても嬉し~~ってなってました。
で、もう次に遊びに行くイベントぼっち・ざ・ぶっく!が間近なんですが、本当に忙しすぎて手を付けれらていなかった感想記事です。
流石にイベント一つ積んでしまうわけにはいかない!と慌てています。
まだ本誌感想も書いてない!やばい!
でもまずはイベント感想が先じゃい!(もう次のイベント直前なので)ということで書いています。
例によってネタバレ上等で書いているのでご了承を(そのためのTwitterではなくてブログ記事)。
しかし……昔はイベントに来て3冊だけ買って帰るなんてことはなかったのにな……。フットワーク軽くなったのか重くなったのかわからない……。
虹夏ちゃんの誕生日にぼっちちゃんが全力で答える話
サークル:白黒キネマの廃工場 様
催眠術にかかったぼっちちゃん!
イベント前にTwitterで上げられていたサンプルを拝見して、めちゃくちゃ楽しみだったご本。
虹夏ちゃんの誕生日を忘れていた(!)ぼっちとリョウの苦肉の策、『虹夏の言うことを何でも聞いてくれる催眠がかかったぼっちちゃんをプレゼントする』という暴挙!
イベント当日が虹夏ちゃんのお誕生日前日というのもなんだかベストタイミング。
リョウ先輩催眠術まで使えるなんて素敵!――なわけもなく、ぼっちちゃんは素面。でも虹夏ちゃんの為に催眠状態ってことで頑張ります!なぼっちちゃんのお話。
当然疑う虹夏ちゃんだけど、敬語を使わず話せ!に頑張ったぼっちちゃんを前に陥落。「ほんとにかかってる……?」で期待しちゃうのが大変可愛い。ぼっちちゃんが唯一敬語を使わずに行ける家族だと思いこむことで何とかするの、自己催眠の才能はあったかもしれない。
そして逆に引き返せなくなったぼっちちゃん。あれですね、催眠にかかったふりをしてたら予想外の「命令」をし出して、今更嘘でした~と言い出せなくなるあの! あの展開!
順調に(?)壊れていく虹夏ちゃん、何だこれめっちゃ可愛いでした。
極めつけは、そう、「ぎゅってして」からの畳みかけが最強で最高。幸福の絶頂にいます!という顔をする虹夏ちゃんが最高の最高に可愛い。JKがしちゃいけない顔をされてますよ!
耳元で囁かれたときのテンションももうぼっちちゃんが思ったのと同じことを思う読者(虹夏ちゃんがおかしくなった……)。
あと私はあの「サ、サプラーイズ」の時のリョウさんの顔好きです。
最後の「惜しかったなぁ……」、これがもう、あの、ぼ虹!!!
押したいときに押し切れないけどそういう所も可愛いが過ぎます。ぼ虹だぁ……。
騒動が終わった後に催眠術に挑戦してしまう虹夏ちゃん最高か?
あわよくば……あわよくば……!
両片思いの共依存
サークル:有明造園 様
Pixivで上げられていた連作に描き下ろしを加えた一冊。
あ……甘い!
私はぼ虹に関してはあまり作者読みをしない(普段は作者読み派なのだけど、ぼ虹は「ぼ虹」で検索して大体全部読む、という読み方をしているので……)のだけど、読んでいてそれはもう当然の様に「あ~~この話好きな奴!」となる。つよい。
前回ぼざおんりーで出されていたこのは先生といい、連作書き切る方はやっぱり印象に残りますね。すごい……。
全体を通してちょっと病的なくらい(!)ぼっちちゃんが好きな虹夏ちゃんがとても印象的。
Pixivで読んだ時から特に好きだったのが黄色い結束バンドをぼっちちゃんに付けさせるお話。喜多ちゃんそれは……察するよね!
私はキャラクタの強迫観念染みたものがとても好きなんです。
あのどこにいても、何をしていても虹夏ちゃんのことが気になってしまう、というぼっちちゃんも、その状況を意図的に作り出した虹夏ちゃんも最高です。
強い好意というのはどこかに危うさがあるもので(告白したら関係が変わっちゃう、終わっちゃう)、そのリスクマネジメントをどうするのか、というのはそのキャラのキャラクタを際立たせるものだなぁ、ということを再認識しました。
学年違い、学校違いを綺麗に活かしておられる修学旅行話もとても好き。この二人がくっつくと、どうしてもまず学校違いが大きいんですよね。学校が違うから、普段の日常の中で会える機会は少ない。「でも学校が終われば会える」って思って普段生活しているであろう所に、今度は学校が終わっても会えないという修学旅行。
そりゃリョウもいるし友達もいるし、楽しいっちゃ楽しい修学旅行なんだけど……でも一番一緒にいたいのはなぁー、なんて思ってしまうのがとても思春期でした。
書き下ろし(でしたよね?)の喜多ちゃん話も良い……。喜多ちゃん、すごく友達大事にする子だなぁ……。
そして表紙も作者様の描かれた可愛い虹夏ちゃん。
すげ……言葉なくなっちゃう……。
あとがきで更に続くようなお話が示唆されておりましたのでそちらも大変楽しみです。ぼ虹永遠に同棲してくれ。してくれ!!
ところでこれは全然関係無いのですが、手に取った時「文庫サイズってこんなに小さかったっけ……?」ってなりました。最近本読むときって新書サイズばかりだったなぁそういえば……。小説のサイズって特徴出る気がします。
SICHHACKノホン
サークル:さよならしないよ 様
何故か明るさ調整入れるとめっちゃ白飛びか色素薄めになってしまった……撮影難しい。
一番上の写真見てください、色もすごく綺麗です。
唯一買ったぼ虹ではない本がこちら。イベントの数日前?にTwitterでお見かけして「買います!!」ってなりました。そのままSICKHACKの3人が出てくる小編3つ。
お気に入りは「私の志麻」発言のきくりさん。そういうとこあるよね……廣井さんね……。お前のじゃねえよという志麻さんの表情も好き。
確かに、この手の厄介ファンに好かれそうなのって志麻さんな気がしてきます。廣井さんはどちらかといえば厄介バンドマンだし、イライザさんは……う~んどうだろう。まだ私のSICKHACK解像度が低い。西洋の血入ってる美人だし、厄介ファンは厄介ファンでももっとこう、男からの(別ベクトルの)厄介ファンな気がしている。
でも志麻さんは面倒見良さそうだし、本作で描かれたような厄介ファンにもこう、「甘えれば押し切れるんじゃ?」感を抱かせてしまいそうなところ、ある。そのそもこのバンドが廣井さんのせいで(!)色々アレな人引き寄せるパワーありそうだしね……!
志麻さんすごく良識のある人だけど、廣井さんには原作でも「あの××」みたいな言葉使うんですよね。そんな信頼はある2人がとても良かった……。
で、個人的にイライザさん可愛くて好きなんですが、イライザさんのお話もあってとても嬉しい。原稿終わんな~~~いのイライザさんめちゃかわよ。がんばえ……。オタク外人キャラ好き。
志麻さんはシンプルに良い人だし、廣井さんは酔っぱらってても何とか気遣い保ったし(特に自分は手伝いに行かなかったところ)、多分志麻さん廣井さんは同人活動自体には全然縁が無いんだよね。(廣井さんはドウジンシ?って感じだったし)
でも自分がよく分かってるか分かってないかは別にして、バンド仲間が一生懸命やってることなら応援するし手伝うよ、というあの良さ……。きっとイライザさん原稿間に合ったよね……代わりに志麻さんはグロッキーかもしれない。原稿は大変……。
「一緒に年越し嬉しい」というイライザさんが天使過ぎた……SICKHACKの天使……。
SICKHACKの子らがさらに好きになれる一冊です。SICKHACKもっと出て来てくれ!
おしまい
ということで今回はこれでおしまいです。
ぼっちちゃんか虹夏ちゃんが絡むCPになるともう完全にぼ虹しか読めない体になってしまったので、病気です。
でもそれでも素敵なご本と出会えるのがイベントの良い所ですよね。……ってシクハックノホンはイベント前から欲しかったのですが、表紙がとても素敵なので会場でばったり出くわしていても衝動で買っていたと思います。SICKHACK好きだし!
もう翌日には次のイベントが控えている大人気コンテンツぼっち・ざ・ろっく!、この波に溺れない様に色々な同人誌にも出会っていきたいですね。最高!
あと9,10月に関東でばんばんとぼざろおんりーが開催されるみたいなのでどれかに出ようと思います。
それから全く別件でもちょっと面白いことやるぞーと準備を進めています。睡眠時間どこ……?
私もこんな素敵な本書きてぇ~~~ってなったので、頑張っていきましょう。