前から思っていたんですが、ぼざろ本誌読んでるけどSNSでネタバレは何か嫌だしでもこの感情どーすんの問題があったので、丁度良いからここに吐き出すことにしました。月1で更新されますねこれ。
後同じことが多分ガッシュ2でもおこなわれる恐れがある。
まあその時考えます。
いい加減このサイトもちゃんと運用するか……。
いつまでも見栄えが悪いなぁと久々に更新していて思いました。
本誌を買え。
ということで、2023年4月19日発売のきららMAX本誌からぼざろの感想です。
今回からの感想なので一応前回までの流れ。
クリスマス&店長ハピバライブを無事に成功させた結束バンド。
打ち上げも進み、そろそろ帰ろうという所で喜多ちゃんが『家出したから帰らない!』と言い出して……
ということで喜多ちゃん回です。
今まで結束バンドメンバーで唯一、家族描写が全く無かった喜多ちゃんの家族回。
今まで本当に一切描かれていなかったので『実は闇抱えてる系の展開なのでは』的な憶測を立ててる人も見たことがありますが、そこはきらら系というべきか、多分一般的なご家庭でしたね。良かった~。
進路第一志望に「バンドマン」と書ききる喜多ちゃん、お前がロックだ。
とはいえ、親はそれ見たら心配しますよそりゃね。
喜多ちゃんってあれですよ、確かに本人はそれが悩みだったかもしれないんですが、周りから見るとすごく優秀な子だったんですよ。突出したものこそないとはいえ、勉強も確か60点くらいを取って「下がった」と言っているし、本人の言もあるしで平均以上はあって、運動部のヘルプで入る話をしてたりで運動もOK。明るくて元気なので友達は多く、コミュ力も陰キャからは引かれそうとはいえ大方のタイプの人とは仲良くなれちゃうタイプ。当然可愛いからモテてただろうし、稀に存在する男女問わず人気の高い子って感じでは?
結束バンドにいなかったらフツーに進学して単位とかに悩まされつつも友達と協力したりして卒業していくタイプですよ。サークル活動もばっちり楽しんで。
ってことで親は油断してたんだろうな……。忙しくてあまり面倒見られないとはいえ優秀な我が子。
親が小うるさく言わなくても適当に志望大学見つけてきて、困ったらまあ親なり友達なりに相談するだろうと。
とか思ってたら「バンドマンになるの~!」と言い始めた高2の冬。まじか。
なんかやってるとは聞いてたけど趣味でしょ!? え?マジなの!?ってのが正直なところだと思います。「なんか最近あの子動画編集?っていうのしてるみたい」とか思ってたら「ゆーちゅーばーになる!」って言い出したみたいな。お堅めの親だとそりゃショックだろうなぁ。
とはいえこの手の「進路どうすんの問題」はバンドマンには多分あるあるだと思うので、喜多ちゃんにも自分なりの答えを見つけて欲しい所ですね。そしてこの進路どうすんの問題に直面できるのは喜多ちゃんだけだった。ぼ虹山のご家庭はちょっとね、特殊だからね。
でも喜多ちゃんご両親、あなた達の娘は想像を絶するほどにはやばい子です。
喜多ちゃんは「バンド本気だから大学なんて」という見方をしていたんですが、虹夏ちゃんは流石に1学年上だけあって、既にその問題にも答えだしてますね。「逃げ道を用意するみたいで嫌だったけど、色々な経験をした方が良い」ということで大学受験を選んでます。
今回ぼっちとリョウが忽然と消えて終わったし家出が一泊では終わらないと思うので来月まだこの続きの話やるんじゃないかなーと思っています。リョウとぼっちは人間性に難があり過ぎるので、音楽以外の道がない二人なんですよね。一方で虹夏と喜多の二人は(能力的には)その気になればいくらでも他の道を選べる人なので、そんな先輩との話の場になるんじゃないかなーとか。
でも分からん。全然知らん顔して必殺「問題の先送り」を発動するかもしれない。
どの道親はすぐには納得しないんじゃないかなー。ぼ虹山のご家庭が異常。喜多家は正常です。
私の親はかなり伊地知家母と考え方が似ていたので(子供がやりたいことやってるのは良いことよ~って感じ)、改めて恵まれてたなぁと思いました。
ニートまっしぐらしてるリョウの顔まじで好き。ゆる。
リョウさんに黄色い声を上げていたファンに見せてはいけない。
しっかしぼっちのマルチ商法への恐怖感がすごい。ああいう詐欺ビジネスがあることを認識しているのに自分がそれに引っかかる想定がすごい。いや、コミュ障だから失敗するって言ってるので詐欺の認識はしていないのか……?
そこにそれくらい買うわよって言っちゃう喜多ちゃん、やっぱり君は大学に行かない方が良いかもしれない……。
個人的に今回うわぁ~~と思ったのはやっぱり喜多ちゃんの大学への未練的なものの置き方です。流石原作……出されたものに説得力があり過ぎる……。
「何かになりたい」というのが喜多ちゃんの考え方の結構肝になっているのは間違いないと思うんですよ。なので、多分「進学を選ばない」というのも「バンドに本気ならやる暇がない」という(のも本音だろうけど、それ)よりも『進学も捨てて音楽に打ち込むバンドマンになりたい』っていう気持ちが強いんじゃないかな、と思いながら見ています。だから虹夏ちゃんより進学への忌避感強そう。進学を選ぶとまた凡百の中に埋もれてしまいそうな恐怖があるのでは。レーベルから曲を出す、とか折角「何者か」になれるような流れが来ているだけに。
と同時に決してキャンバスライフが嫌なわけではないのでそりゃもう未練たっぷりなんですよね。あっちもやりたくてやりたくてしょうがないけどでも私はバンドマンになりたいんです、というのが彼女の立ち位置なんじゃないかなぁ。
「バンドに本気なら学業なんて」? 虹夏ちゃんがいるだろ!
と思いつつあの子は時間の使い方の天才なので……参考に出来ないよね……わかるよ……。
でもこんな考え方があってるとしたら進学することになると思います。バンドマンの夢も良い事よ~って言われてきた伊地知家はその夢は否定しないだろうけど、バンドのためにとても大きなやりたいことを我慢して、っていうのをあまり歓迎はしなさそう。「バンドマンであるために」進学しないというのを、他ならぬ虹夏ちゃんが否定してくれるかな?とか思っています。
それから星歌さんが大人。虹夏ちゃんあなたのお姉さんは大人です、少なくとも思い浮かべている他の大人よりは(思い浮かべている大人は悲惨だとか言ってはいけない)。
家出を何度もしていたであろう星歌さんが喜多ちゃんの家出の世話するのは成長~~~。
親への連絡とか、行き届いてます。偉い。やっぱりちょっと後悔はあるんだな、というのがこう、素敵ですね。
今回一番かわいいのは冒頭の星歌さんでした。ちょっとその妄想はアウトじゃないですか!?