ボイスコネクトお疲れさまでしたの話

ボイスコネクトお疲れさまでしたの話

ボイスコネクトから早二日。平日が始まるというのはなんという地獄なのだろうと思う今日この頃。イベントの余韻も冷めやらぬ昨今、いかがお過ごしでしょうか。

去る8月1日、ボイスコネクトが無事開催されました。無事、と言って良いのかはわかりませんが。会場の変更、参加サークルの減少、一般参加の前売り券制に加え、様々な制約の中で、この時期にイベントを最後まで開催してくださった運営の皆様には、本当に言葉もありません。ただただ、ありがとうございます。
先日の記事にもちらりと書きましたが、もう「全部自粛です」としていて良い状態ではないと私個人は考えておりますし、この時勢下での開催は非常に意義のあるものだったと思います。
叶うなら、第二回が開催されますように。今回は赤字(会場の広々とした感じからも、察するに余りありました)が大きいというお話なので、ここを読んでいる数少ない方々は今すぐご支援だ!

さて、今更ですが私もBoothにて今回の本を置いております。
書籍版:https://hszrmtr.booth.pm/items/2262746
DL版:https://hszrmtr.booth.pm/items/2260358

ざっくりこんな感じ。
面白そうね、と思って頂けたら是非。

ここから先は、本作りの感想とイベントの感想

本作りの感想

割と早い段階で今回はこの話でやることは決めていたので、あまり悩むことはなく。お話も作り終わっているし、後は書くだけという状態。なので一番の問題はイラストだった。
microa様にお願いする前に、実は全く別件で音楽の制作を人に依頼しており、残念ながらお断りされてしまっていた。というのもあり、「お願いしてもダメに決まってるじゃんね、忙しいじゃんね」と意識が敗走気味だった。
「ダメで元々」と開き直ってお願いしたところOKを頂き、こうして本にさせて頂くことに。何というか、言ってみるものだ……という感じですね。言って良かった。

今回はそういう風に予定を立てていたので、印刷所を使用。手製本ではないということである。すごいぞ。
Twitterで嘆いていたけども、印刷時にトラブルがありちょっと精神的に疲弊はあったものの、綺麗な印刷で無事に届いた。お手に取って頂けた方にはそれは伝わっているはず。

印刷所はコロナとかいう害悪のせいで苦しんでいるという話も聞いていたので、少しでも支援になればと「絶対に余る」という部数を印刷。が、これが会場到着時の私の動揺を招くことになる……。

イベントの感想

降りる駅を間違えたりしながらも会場に到着。
サークル入場がきっちり列になって、体温を測られてから入っていくというプロセスに驚嘆。本当に大変だ……。

基本的に写真はだめよ、という感じだったので写真は無いけど、かつてない程に広々としたイベント会場。サークル用の机が切羽詰まったぎちぎち感の中ではなくゆとりの中にたたずんでいる……。通路も広い……。

こんな風に端っこだったんですけど、なんと隣2サークルが欠席。
絶海の孤島気分でした。
スタッフさんにも「凄いですねw」と言われわははと笑う。まあね、しょうがないね……。とても特殊な体験でしたけど2回目は無くていいです。
次はイベント会場でお隣に「ア、ドモ、ヨロシクオネガイシマス」とコミュ障挨拶ムーブするんだ……。

スペースには既に本の詰まった段ボールが、明らかに荷物の体積としてそぐわないサイズ。質量は言わずもがな。

明らかに「へへ、お前これ持ち帰るのは骨が折れて無くなるぜ」みたいな顔をしていました。何だかんだこの量なら無理すればどうにでもなると思っていた時期が私にもありました……。
当然だけど冊数分かってるんだからまあ無理だと察して然るべき量だった。

そんなわけで「絶対完売しない部数」を印刷しておいて「頼むできるだけ減ってください」とお祈りを始める。

するとそこに救世主、メロンブックスさんが。委託させて頂けるとのお話を頂き、これで持ち帰れない量にはならずに済みそうと内心で安心……。
ということで近々メロンブックスさんで買えるようになります。よろしく!

まさか私があのメロンブックスさんに本を置かせていただくとは……

絶対に余るぞ、と意気込んだ冊数刷って、実際しっかり余らせてメロンブックスさんにお渡ししたのですけども。でももしもイベントが普段通りに開催されてたら、委託できるほど余らなかったかもしれない、というほど多くの方に来ていただきました。まあ確かにね!こんなイラスト見たら思わず手に取っちゃうよね!wakaru.

若干の反省

仕方がないこととはいえ、ソロ参加だった。オトモダチスクナイ。
だったので残念ながら、サークルを巡って好き放題にお買い物、という訳にはいかず……瞬間瞬間の隙を見てすすっと消える、みたいなことをしていました。
ありがたいことに始まって割とすぐに来てくださった方も少なくなく、「最初は来ないだろうからサークル回っちゃえ」としなくて良かったと一安心ではありましたが。
何だろう、多分2,3番目に回る場所くらいの感覚で来てくださってた方が結構いた気がする。本当にありがとうございます。正直最初は「これ委託分なくなったらどうしよう」と思うレベルでした。

でも、ボイスコネクトの運営様は勿論、この情勢下にあって参加を選んでくれたサークルさん方も応援したい気持ちがあったのでちょっと残念。

次回までに分身が出来るようになっておきます。

総じて

大変充実した、素敵なイベントだったと確信しています。

E-15まで足を運んでくださった方は勿論そうでない方にも、「楽しかったね」といえるイベントになっていたことを願います。

引き続き同人イベントに厳しい情勢は続きそうですが、VRイベントだったりという新しい形が一気に普及するなどのターニングポイントにもなるのかな、と思ったり。
ただ、普段外に出ない引きこもりの身としては、こういう実際の会場で創作の熱量の中に身を置くことができる貴重な瞬間を失いたくないのが本音です。

サークル参加できるときにしていきたいのはもちろんですが、作っている動画との兼ね合いでどうしてもできない場面も今後ありそうなので、そういう時にはスタッフとして助力ができればそれはまた一つのイベント支援になるかな、と思ったり。

改めて、イベント運営の皆様、スタッフの皆様、参加された皆様、本当にありがとうございます。
また次回も素敵なイベントが開催できるよう、願っております。まとまりがありませんが、この辺りで。

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