某所で「ニコニコにもキュレーター的な制度?があったらより面白いのにね」みたいな話が上がっていたので、無いなら作れの精神でそんな感じの事をしようと思います。ニコニコのおすすめ動画やシリーズを週一くらいで紹介するやつです。
今回は、私がホラー劇場をとにかくたくさん見ていた時期に知った投稿者様の、現在進行形で投稿を続けられているシリーズです。
怪異解決屋 結月ゆかりシリーズ
怪異解決屋 結月ゆかりシリーズは まだめか 氏による動画シリーズ。
落ち着いた雰囲気と、確かにそこにある恐怖感のマッチ具合が絶妙な、劇場シリーズです。
第一話「ひきこさん」編の完成度がめちゃくちゃ高くて、一気に引き込まれること間違いなし。
未完結の劇場作品ということで、私から言えることもほぼ無いのですが、いくつかおすすめポイントを挙げてみます。
まずは丁寧な編集。
これは投稿者様の別作品からも伺えますが、調声、動画の画作り、キャラクタの動きや表情がとても丁寧。
私は普段、高い割合で作業をしながら動画を見ることが多いのですが、思わずその手が止まってしまうのが大変困ったものです。
ホラー特有の間の取り方や、視聴者が何を見ていて、それでどう思うのか……といったことに、とても気を遣われているのではないかと思います。
そして、伏線の張り方。
描写にさりげなく織り込まれた物語の真相が、上記の丁寧な編集と相まって、見ている私たちをぐっと物語に引き込んでくれます。ひきこさんだけに。
投稿者様の初劇場作からこの伏線を置いてしっかりと回収していくスタイルは確立されており、見ている私達は安心して物語を考察できるのがとても面白いです。適当な(と言ってしまうと失礼ですが)作り方をされると、「折角物語の事考察していたのに、投げっぱなしかよ」みたいなことになるんですよね。そういうことが無く、今までの描写にしっかりと意味を持たせた『答え』を提示してくださるので、1話の中にある謎も、シリーズを通して明らかになるであろう謎も、じっくりと向き合いながら考えられるのが、とても面白い。
この辺は、本当に1話を見て頂ければそれで伝わると思うんです。
なので見て。そして続きを一緒に待ちましょう。
1話でしっかりと舞台を整え、2章となる虚の章で物語としての深みを露わにしてきた本作。
まだどれくらいの長さの物語になるのかも、その奥にどんな真実があるのかも、そして終わりは幸福なものになるのかならないのかも、何も分かりません。
ただし、物語の中ではその恐るべき怪異によって、登場人物が悲惨な死を迎える描写も。
そういう展開が無理!という方にはお勧めできません。私もまあ割と無理な方なのですが、それでもこれは面白いので、「面白い話が見たい!」という方には是非お勧めです。
ちなみに、大体2か月スパンで新作が投稿されているところ。
もしかすると、次は8月……つまり今月か!?(勝手な想像です) どきどきしながら待っています。
この動画をお勧めしたい人
★★★ 骨太な物語を腰を据えて楽しみたい方
★★★ 作者オリジナルのホラーの世界に浸かりたい方
★★★ 沢山のキャラクタが関わり合う物語を見たい方
☆☆☆ ホラーやキャラの死は無理!な方